出張費の振り込みなど、フランスの銀行口座があると便利です。私は受け入れ教員の先生が普段使っている銀行を紹介してもらい、CIC で作りました(わざわざ支店まで一緒に行ってくださった!親切にされすぎています)。 まず大学の近くの支店に行きパスポートとビザのコピーを取ってもらい、電話番号(フランスの番号 +33 ...)とメールアドレスを伝えて、面談の予約を取りました。 幸い対応してくださった方は英語が流暢で、困ることはなさそうです。
フランスの銀行では、顧客に対して専属の担当者がつく仕組みになっています。面談の予約をとり、銀行に向かいます。書類にいくつかサインをして、携帯電話にアプリを入れ、その場で認証をしてアプリを使えるようにしました。
1週間ほどすると、書類がいくつか家に送られてきます。まず、キャッシュカードにデビットカードの機能がついているのですが、そのデビットカードの暗証番号(日本では、自分で設定する仕組みだと思いますが、こちらでは4桁の番号は向こうが指定して郵便で送ってきます)が届きます。また、暗証番号の表が別個で送られてきます。これはアプリ経由で送金をする場合などに、エクセルのセルの座標の要領で"A3のセルに書いてある番号を入力してください"などと求められるものです。
キャッシュカード兼デビットカードについては、SMSが届きましたら銀行に取りに行きます。サインをしてカードを受け取って完了です。CICのアプリは便利で、担当者にアプリから問い合わせることもできますし、Apple Payとの連携もすぐにできます。