パリでの暮らし日記です。来る前に知りたかったこととか、だんだん忘れてしまうと思うので記憶が新しいうちに書き留めておきたいものです。
パリのスーパーマーケットでお買い物
正直、同じブランドでも店舗によって全然違うので、結局は色々行ってみてということになります。
皆さんの好みにもよるでしょうが、結局大きければ大きいほど良いというのが私の感想です。大きいところはいろいろ揃っているのに加えて価格も安くなる傾向にあります。
franprix
街中にたくさんあります。食料品の他にも日用品とかがあります。小さいお店の中では幅広いものを取り扱っていてコンビニみたいな感じで使えると思います。値段はふつうです。 私の行っているのは Cite の最寄り、Amiral Mouchez にある franprix です。
https://maps.app.goo.gl/AG1p6D8eGDubNKM59
Carrefour
こちらも街中にたくさんあり、体感 franprix より多いです。Carrefour には Express とか City とか Market とか色々種類(お店の規模)があって、大学の近くには Carrefour city があります。食べ物中心ですぐ食べられるものとかお菓子とかも多いのでコンビニみたいな感じです。野菜とか、食べ物以外の日用品とかは少なめです。家の近くにはもう少し大きめの Carrefour cityがあります。一方 Carrefour Market という大規模店 (わたしは Place d'Italie の近くにあるところとか、Alesia の近くのところに行きます)にはかなりなんでもあります。特に Place d'Italie のほうは品揃えが豊富です。シンプルに面積に比例します。洗濯用洗剤とか、子供用のおもちゃとかもあります。食料品に関しては、franprix より気持ち安い気がします。Carrefour のプライベートブランド商品も多く、そのあたりが気持ち安いと感じさせる原因かもしれません。
Lidl
いわゆる激安スーパーと言われています。私は家からトラム一本ですぐ行けるのでPorte d'Orlensの近くの店舗に行っています。私の感覚ですと肉とか魚は微妙かな……と思うのですが、お野菜と果物は結構安いです。ただし全部 1 kg単位とかなので、1週間に1回まとめ買いとかが良いと思います。あと缶詰類とか調味料系とかでしょうか。瓶入りの乾燥バジルとかは圧倒的に他より安かったような気がします。エスプレッソカプセルも安かったのでここで買います(研究所にはエスプレッソマシンがたくさんあります。私は簡単なので Nespresso のマシンを使っています)、フランスはかなりのエスプレッソ文化でドリップコーヒーなんて見かけません。エスプレッソカプセルは Lidl で純正品ではないもの ("Nespresso Compatible"とかいてある)で20カプセル3.5ユーロ、お徳用で42カプセル4.6ユーロくらいですが、正規品でも1カプセル0.4ユーロとかです。ここはセルフチェックアウトもあり、英語表示で会計できるのでちょっとありがたいです。Lidl Plusというアプリがあり、クーポンがもらえたり、レジでQRコードをスキャンするとポイントが貯まったりします。アプリを作るときの注意点は少し下の方に書いておきます。
(J-PARC の近くにあるピッツェリアでエスプレッソにハマってしまいましたが、日本ではそんな気軽に毎日飲める感じではないのでとても嬉しいです!☕︎ こんなに安いと1日に1ショットでは済まなくなってきます。)
Aldi
こちらもいわゆる激安スーパーと言われています。同じくPorte d'Orlensの近くの店舗に行きました。Lidlより通路が広く、静かです。野菜はLidlと同じか、少し高いくらいかと思います。若干単位が小さめで、量り売りされている野菜類の種類もLidlより多いです。なので少し上品という感じでしょうか。
Auchan
巨大スーパーで、スーパーマーケット(Supermarché)より大きいためHypermarchéと呼ばれています。Carrefour Market も相当大きいですがそれ以上に大きいです。Okabe というショッピングモールの中にあるところに行っています。野菜はLidlのほうが安いですが、正直そこまで変わらず結構安いかなと思います。加えて、種類はこちらの方が豊富です。りんごとか10種類以上あります。基本量り売りですが、1個単位で値段がついているものもあります。肉類・魚類は今まで行ったスーパーの中ではいちばんまともかなと思いました(Lidlのほうが安いは安いですがあまり美味しそうではないです)。特に魚がまだまともっぽいのがありがたいです。他のスーパーはサーモンと変な色のえびくらいしかないので、こちらはまだ見る気になります。ただ、フランスはだいぶ肉食社会っぽい感じがします。
正直どこに何があるかよくわからないので結構回るだけで疲れます。また、同じような種類の商品が全然別の棚にあったりするので、さっきのよりこっちのほうが安いじゃないか、ということも結構起こります。寛容な心で回りましょう。さすがにお値段張りますが、アジアン食材コーナーも棚1列分あります。寿司用の米という名前で形が日本米っぽいお米が売っています。美味しいのかわかりませんが、1 kgで4.5 ユーロくらいです。高いですが日本でも今お米高いですからまぁフランスでこれなら悪くないかなとか思っちゃいますね。
2階には食料品以外もあります。食器から衣料品から電化製品からけっこうなものがここで揃います。そして、安い。とくに食器とか調理器具とかはここが本当に安いです。Carrefour で7ユーロのトングを買ったりしたことを少し後悔しましたが、今後はここに来ればなんでも揃いそうと思って気分が明るくなりました。
Monoprix
そのほか雑感
- こちらのスーパーのかごは大きいです。床をごろごろ転がすタイプのかごもよく見ます(カートといえばカートなのですが、かごが浮いているわけではなくほぼ床の高さにあってみなさん買うものは投げている感じです。あまり好きではない)。また、日本のレジではカゴごとレジに上げますが、こちらでは中身を取り出して並べてスキャンしてもらいます。初日にカゴを頑張って上に載せようとして恥をかきました。周りをよく見ましょう。
- 量り売りの場合、袋に入れてレジに持って行く前に自分でシールを貼る必要があることがほとんどです。はかりが置いてありますのでそこに袋に入れたお野菜や果物を載せます。種類をタッチパネルで選びます(フランス産と外国産で値段が違うとか、りんごに代表されるように日本では見たことない分類とかがあったりするので、種類も注意深く見ます)。シールが出てくるので袋に貼ります。けっこう性善説ですよね。
- 初日にとりあえず食べるものをと思ってスーパーでパンとかも買いましたが、パンはパン屋で買った方が良いです。不味くはないですが、適当に歩いてても美味しいパン屋はあります。ただこれも Lidl の中にあるベーカリーコーナー(その場で焼いているっぽい)はけっこういい匂いがしてそそられます(そして街中のパン屋よりだいぶ安い、美味しいのだろうか……?)。話を戻してパン屋さんですが、Bonjour, S'il vous plaît, Par carte, Merci くらい、あと1とか2とか数が言えればなんとかなります(なりました、いやなってないのかな?)。凝った名前の菓子パンとかはよくわからないですがクロワッサンとバゲットくらいなら通じるでしょう。フランス語喋れないことは明白なので、開き直ってニコニコ Merci と言っておきます。嫌な対応をされたことは今のところないです。こいつフランス語喋れんのやろうなぁ、やれやれ、みたいな対応をしてもらえればgoodです。
- フランス語できる方は大丈夫でしょうが、私のようにあまりできない方でしたら、まず会話よりも食べ物とか日用品とかの単語を覚えた方が良いです。スーパーでは会話はしなくても買い物はできますが、どこに何があるのか、目の前にあるXXXっぽいものは本当にXXXなのか、という場面が多発して、日本で買い物をするより2倍とか3倍とか時間がかかりました。
- シリアルとかナッツの量り売りも結構見かけます。楽しそうなのでやってみたいのですが、ネットで調べると中に虫が入っているとか、盗み食いしている人がいるとか色々な話を見かけるので、そういうの見てしまうと、うーんってなりますね。
パリの交通事情
バス、トラム、メトロに乗って移動します。どの交通手段であっても、改札なり入口のところにカードをかざすところがあって、それから電車に乗るようになっています。以前行ったデンマークやスウェーデン、オーストラリアなどは良心に基づいて運用されている感じで、正直無賃乗車できちゃいそうな感じでしたが、パリではバスとメトロに関してはきちんと管理されている印象です。
メトロの改札の横などで2ユーロ出すと物理カードが買えるそうで、多くの方はそちらを使っている印象です。ただ、私は駅員さんとフランス語で会話したくなかった(できる自信がなかった)ため、Bonjour RATPというアプリを入れました。乗りながら見ておりますと、デジタルカードで済ませている人も2,3割くらいはいるでしょうか。
詳しい使い方は他のサイトに委ねますが、Apple Pay やクレジットカードで簡単にチケットが買えるため割と便利です。Apple Wallet に入るので改札の前で起動してかざします。メトロのチケットが2.5 euro、バスとトラムのチケットが2 euroです。デジタルカードのデメリットは改札の前で必ずスマートフォンを出さなければならない点でしょうか(ここでスられると困る)。しばらくやってみた感想としては、スマホを出すときに気をつけていれば大丈夫だと感じています。
Weekly ticket, Monthly ticketというのもあります。Weeklyは32ユーロ、Monthlyは89ユーロです。乗る頻度を考えてどうするか考えます。注意として、Weeklyは月曜から日曜の期間、Monthlyは月初から月末までの期間しか買えません。例えば木曜日にWeekly ticketを購入しても使えるのはその週の日曜までになります。また、これらのチケットを買うにはフランスの電話番号を使ってアカウント登録をする必要があります。単発のチケットであれば登録は要りません。私は SIM を調達した日(後述)に購入しました。そういえば、最初は慣れたら自転車で移動しようと考えてWeeklyにしていたのですが、乗り放題チケットを購入してQOL がとても上がったのを感じたので、バスメトロトラム生活も悪くないと思い直して、ならMonthlyで買っておけばよかったなぁと思った次第です。
これは日本のバスも同じですが、バスは時刻表通りに来ません。ただ、昼間はそこそこの間隔で来ますし、夜でも私の使っている路線は15分に1本くらい来ます。バス停ではあと何分で到着するのかという表示もあります。乗る路線と降りるバス停を覚えたらあとは適当に乗るバス停まで行ってみるくらいの心もちがよいです。ここで生きていくためには15分くらいバス停でのんびりするくらいの心の余裕が大切です。
乗り放題のチケットは、日本の定期券と比べると、乗り放題ですのでかなり安い気がします。額面としては日本の学生定期の方が安いでしょうが、日本の区間が決まった通勤定期よりこちらの乗り放題チケットの方安いですから。なにより少し離れたお店に買い物に行くこともできますし、(私はまだ何もしておりませんが)休日に観光っぽいことをすることもできるでしょう。乗り放題チケットを購入してだいぶ生活が楽になりました。パリで暮らし、市内を移動するというのはそういうことなのだと思います。メトロもトラムもバスもかなりの頻度で動いていてあまり待たされることはありません。これだけの交通システムの維持のためにこれくらいは喜んで払ってもいいかなという気持ちになります。
SIM の調達
パリ SIM などで検索すると真っ先に出てくる格安SIMがFree MobileというブランドのSIMです。1ヶ月に 150 GB 使えて11.99 ユーロと、日本の格安SIMでは勝負にならないくらいお得なSIMです。電話かけ放題もついていて、電話番号を発行してもらえます。フランスの電話番号が必要な場面があるため、これはありがたいです。
Google Map で Free Mobile と検索するとSIMの自動販売機の場所が出てきます。Free 直営(?) のお店もありますが、そうではない携帯電話ショップの店頭に自動販売機が設置されている場合もあり、私は後者を利用しました(少し外からは分かりにくかったです)。自動販売機はフランス語ですが、そこまで難しい単語はないですし、最悪Google Lensをかざしていけばなんとかなります。私はこちらのブログがとても分かりやすかったので参考にさせていただきました。クレジットカード(自動販売機に差し込む)情報と、メールアドレス、住んでいる場所の住所を求められます。住所は郵便番号を入れてサジェストされるまま入力する形式なので、慣れておりませんでしたが入力はそこまで大変ではありませんでした。
SIMを差し込んでPIN(調べた感じ全員同じで 1234、レシートにも一応書いてあります笑)を入れると使えるようになります。難しいことはありません。レシートには電話番号などの情報がまとまっているのでこちらは保管するなり写真を撮るなしておいた方が良い気がいたしました。
フランスのアプリを入れる
私はiPhone userですが、日本で作ったApple IDのまま買い物系のアプリを入れようとすると、このアプリは現在の地域では利用できないという趣旨の表示が出ます。まず設定からApple IDの地域をフランスに変更しました。この際支払いの方法を入れるのですが、日本で作ったクレジットカードやPayPalではダメみたいなので"None"にしておきます(たぶん、有料アプリとかが買えないということだと思います、詳しくはわかりませんが)。これでお買い物系のアプリをインストールできます。逆に日本のアプリを入れるのに一苦労あるのかもしれません。Lidl, Carrefour, Auchan のポイントカードアプリをインストールしました。
課金アプリやApple系のサブスクを利用している方はここで一回キャンセルしないといけない(もしくはもうひとつ別のアカウントを作らなければならない)、みたいな苦労があるみたいです。私は何も使っていなかったのでここは問題ありませんでした。
やはりフランスの電話番号(+33)は必要です。