パリで日本食が食べたくなったら……?これは日本から来られる誰もが考えることかと思います。パリはこの点すごくて、Kiokoというとても有名な日本食スーパーがあって、かなりのものが手に入りますし、そのほかにも小さな日本食スーパーはGoogle Mapで検索するとたくさん出てきます。またK-martなどの韓国スーパーでも日本のものを多く取り扱っています。
私はというと最初の4,5ヶ月くらいはまったく日本のものを食べずに過ごしたのですが、6月に日本から先生が来た際にお米をお土産でいただいたので、ではそろそろアジアンスーパーに行ってみるか、となったわけです。上記のような日本スーパーはちょっと価格帯が高いため、とりあえず中華系のアジアンスーパーに行ってみることにしました。
Tang Frèresで調味料を買う
Tang Frèresはフランス各地に店舗を構える有名な中華系スーパーで、パリ市内にもPlace d'Italie や Porte d'Ivry などにいくつかお店があります。
とりあえず調味料類を購入しましたが、案外安くて驚きました。しょうゆは1 Lで2.9ユーロ、みりん風調味料は1 Lで3.3ユーロ(本みりんもあります。もうちょっとしますが)、ごま油は中国のものですが150 mLで2.35ユーロ、みそは1 kgで4.4ユーロでした。また面白そうなのでタイのカタクチイワシの魚醤 300 mL 1.2ユーロ を購入しました。

またエリンギがあったので購入しました。この日は1 kg 5.29ユーロで、写真の3つ入りのパックは310 gでしたので値段は1.64ユーロでした。ふつうのスーパーには日本で言ういわゆるマッシュルームしかありませんが、アジアンスーパーにはえのきやしめじもあります。これは嬉しいですね。円に換算すると少し高いかもしれませんが、パリの激安スーパーに売っている野菜の値段などと比較しても、十分安いと思います。
ちなみにアジアンスーパーにはフランスで作っている野菜やお肉、海鮮もあります。これも実は普通のスーパーより安かったりしまして、ふつうのお買い物もこちらでしたほうがお得かもしれません。Lidlより安いお野菜がたくさんあって驚きました。
日本のビールやほろよいなどお酒、すこしお菓子なども置いています。日系スーパーには及ばずでしょうが、それでもなかなかの品揃えです。
Paris Storeで買い物
Paris StoreはTang Frèresと並ぶアジアンスーパーでこちらも有名です。チンゲンサイなど購入したのですが(ちなみにチンゲンサイはAuchanにもあります)、私のイチオシは紫蘇です。
紫蘇といっても日本の紫蘇ではなく、"Titto"という名前で売られています。一袋で1.8ユーロでした。茎が長くついていますが、茎はそのまま食べてもあまり美味しくない感じです。ただ、茎もしっかりと香りはあるので、たとえばパスタの香り出しにしたり、刻んで何かと一緒に使ったりすれば消費できると思いました。 調べてみますと、Titto はベトナムの紫蘇だそうで、ベトナム料理には小皿で一緒についていることも多いそうです。表と裏で色が違いまして(緑と紫)少し日本のものとは違いますが、味はしっかり大葉の味がします。
私は怖くて日本食スーパーで大葉を買おうとしたことありませんが、ネットで調べると15枚で5ユーロとか出てきますので、Tittoで生活することになりそうです。