🇫🇷フランス渡航記録 2025

  • 2025年2月〜 日本学術振興会「若手研究者海外挑戦プログラム」でのフランス渡航記録です(博士1年〜2年)。今後、似たような境遇の方の参考・モチベーションになればと思って記録しています。
  • 現在進行形で日記的に書いています。メモ書きのようなところもあるので、不確定な情報があるかもしれません。
  • ご自身の渡航の参考にされる際は、最新の情報をよく調べて準備を進められてください。
  • Contact: hiroki@eqchem.s.u-tokyo.ac.jp

VLS-TS ビザの有効化

東京のフランス大使館で発行してもらったビザは、フランスに到着してから3ヶ月以内に有効化をする必要があります。古い情報ですと色々な手続きを役所でしなければならないようなのですが、最近はオンラインになっているようです。東京で申請をすると、レターパックで、ビザが貼り付けられた状態のパスポートが返却されてくるのですが、そこにオンラインで手続きするページのURLが書いた紙が入っているはずのようです。ただ私はその紙が入っておらず、たまたま滞在先に日本人の方がいらっしゃったのでその方に教えてもらって有効化ができました。

このあたりの手続きはわりと変わるかもしれないのでお気をつけください。私もネットで見た情報と同じところもあれば違うところもありました。

外国人の滞在に関するポータルサイト https://administration-etrangers-en-france.interieur.gouv.fr にアクセスし、"Validate your VLS-TS long stay visa"に進みます。

  • 基本的には画面の内容に沿って、ビザの番号、連絡先、フランスでの住所などを入力していきます。
  • ビザの情報のところで"Regulatory reference"というのを入力するように求められますがこれは私の紙のビザには記載されていません。2つ選択肢がありますが、(あまり自信がないので詳細は書きませんがあまり意味のない選択肢と思われる)新しい方を選んでおきました。Passport Talent: Chercheur で "CESEDA R431-16 10°"を選びました。
  • 支払いの画面に進むと小切手の番号を入力せよというフォームが出てきて一瞬面食らいますが、その下の方に"Purchase your virtual excise stamp online" というリンクがあり、そこをクリックするとオンラインで支払いができて即時デジタル小切手が発行されます。そこに16桁の番号が書いてあるので、それを入力すれば大丈夫でした。滞在のための税金です。
  • 全ての入力が終わると、即時 validate されました。少し気になることがあり、フランスの visa セクションに電話で問い合わせをしたのですが、その際にパリだと少し時間がかかるかもと言われていたのでどうかな〜と思っていましたが大丈夫でした。よかったです。
  • Validation が終わると、外国に出国してもフランスに戻ってこられるようになりました。Validation completionのページには次のように書いてありました。
    • How to travel abroad with your VLS-TS
      Your long stay visa is now valid as your residence permit. You can travel freely within the Schengen Area for short stays. If you leave the Schengen Area, you can re-enter without having to request a new visa.
    • How to renew your residence permit
      If you would like to renew your residence permit, you must go to your local prefecture two months before your VLS-TS expires to submit a request for renewal. For your request for renewal to be accepted, you must have validated your VLS-TS and have your personal ID number as a foreign national residing in France. For more information, go to the French government website for the administrative department where you live and click the “Accueil des étrangers” (Reception of foreign nationals) link from the “Démarches administratives” (Administrative procedures section).

昔の情報ですとこれを終わらせるのに警察署に行ったり小切手を買いに行ったり面接や健康診断を受けたりしなければならず、ものすごい手間と時間がかかるようだったので、すぐ終わらせることができて安心しました。このために出生証明とか用意してきたのですがあまり必要なかったみたいです(ビザを延長するときに役に立つかも?)。

外国出張

  • 滞在許可証が降りるまでの仮滞在許可証(récépissé)では、海外に出国したのちにフランスに再入国することができません。そこで、その期間中には "return visa (visa retour)"を取得することが必要とされています。私は到着後2週間で英国への出張があったため、これの準備をしなければならないと思っておりましたが、実際には visa の validation がすぐに終了したためこの必要はありませんでした。
  • ただ、validation をしない状態で出国しても3ヶ月以内なら大丈夫なのか?(validation に時間がかかったら出張に間に合わないため、もし大丈夫であれば出張後に validation をするほうがよいのか?)とも思っていましたので、これを確認するために、フランス政府のビザセクションの電話番号に電話をかけました(これも日本でパスポートと一緒に返送されてくる紙に入っているようですが、私は入っていなかった。0806 001 620)。かけるとだいぶ待たされますが電話をスピーカーモードにしてひたすら待ちます(ここでも Free Mobile の SIM が電話かけ放題なのに助けられます)。コーヒーを飲みつつ仕事をして待ちます。20分か25分かそれくらい待ったらオペレーターにつながりました。英語を話しませんといいつつ英語がちょっとは通じる人が出たので、カタコトのフランス語と英語で「フランス語ではうまくコミュニケーションができないので、英語が話せる人と話したい」と伝えます。電話番号を聞かれたのでゆっくり英語で発音します(フランス語では、2桁ずつ区切って発音するのが通例ですが、うまく伝わらなかったら災難なのでやめておきます)。10分か15分で折り返して電話をかける、と言われたので待っていると1時間後くらいに電話がかかってきました(全然マシなほうと思われる)。英語がけっこう話せる方で、かつとても親切な方でした。Retour visa ではなく、visa の validation をオンラインでやってくださいという指示だったのでその通りにしました。電話で確認できるとありがたいです。
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